足の爪をキレイにする!意外と知らない正しい爪の切り方とケアの方法
- 2017.05.16
- フットケア
もうすぐ夏。
素足でサンダルを履く季節になりますが、足の爪のお手入れはできていますか?
ケアをしていないと人に見られるのが恥ずかしいですよね。
爪がガタガタ、デコボコではせっかくフットネイルをしても美しくありません。
この記事では、意外と知らない正しい足の爪ケアのハウツーをまとめました。
足の爪の切り方の基本や爪の悩みの解決策を紹介しますので
毎日のお手入れに役立ててみてください。
足の爪をお手入れして得られる効果とは?
足の爪をお手入れすると、見た目がキレイになり、フットネイルの仕上がりや持ちにも差が出てきます。
また、爪は歩いたり走ったりするためにとっても大事な役割を果たしています。
(足の指の骨は先端までは伸びていないので、爪が無いと歩いたり踏ん張ったりできないんです!)
正しくケアすることで歩きやすくなったり、巻き爪などの足の爪のトラブルを防ぐことにもつながります。
足の爪のセルフケアのやり方
それではセルフケアのやり方を順に見ていきましょう!
①足の爪ケアは入浴後に行うのが基本!
足の爪はどうしても硬くなってしまいがちなので、入浴後、爪が柔らかいときに行うのが基本です。
もしくは、足をお湯に浸す足浴もOK。10~15分間お湯に浸して足をふやかしましょう。
爪を柔らかくすることで爪が切りやすくなり、深爪やひび割れなどを防ぐことができます。
②汚れを取る
爪の間は古くなった角質や垢が溜まりやすい箇所。
石けんをつけた歯ブラシなどを使って、やさしく汚れを取り除きましょう。
お風呂に入ったときについでに手入れするのが良いですね。
よく、爪の汚れを爪楊枝で取り除く方がいますが、皮膚を傷つけてしまう可能性があるのでこれはNG!
爪の間の汚れを取り除くことはニオイの防止にもつながる大事なケアです。
③爪を切る
足の爪は、丸く切るのではなく、
「スクエアカット」といって四角をイメージして真っすぐ切ると良いです。
爪切りで爪の端から少しずつ切っていきます。爪全体を挟んで一気に切ると爪が割れる原因となってしまうので注意が必要です。
スクエアカットができたら、爪の両端の角を丸く整えます。
このとき、できれば爪やすりを使うとキレイな仕上がりになります。
◆爪の長さは?
爪は長すぎると二枚爪や割れの原因に、短すぎると巻き爪の原因になってしまいます。
爪がひっかからない程度のちょうどよい長さに切ることが大事です。具体的には、爪の先の白い部分を1mmほど残すくらいです。
ちなみに、足の爪は1ヶ月で約1.5mm伸びると言われています。ですので1ヶ月に1度、切るようにすると良いでしょう。
足の爪の伸びる早さは手の爪の約2倍。あまり頻繁に切りすぎると深爪の原因となってしまうので気をつけましょう!
④爪の表面を整える
爪を切ったら、表面を爪やすりを使って整えます。
爪のデコボコはストッキングの伝染などの原因にもなります。
手で触ってみて滑らかかどうか確認してみましょう。
⑤甘皮のケア
甘皮のケアは、お風呂やキューティクルリムーバーなどで甘皮周りを柔らかくしてから行うのがポイントです。
甘皮周りが硬いまま処理をすると炎症を起こしやすいので気をつけましょう!
オイルまたは水を含ませたコットンで爪の根本に向かって甘皮を押し上げながら除去していきます。
余計な部分はニッパーを使ってカットしていきましょう。
定期的に甘皮の処理をすることで、古くなった角質を落とすことができます。
ただ、甘皮処理をやりすぎると爪の根元が炎症を起こすことがあるので、あくまでもやさしく行うのがポイントです。
⑥仕上げに保湿を忘れずに♪
仕上げにクリームを塗ってしっかり保湿しましょう。
爪が乾燥するとひび割れなどの原因となってしまいます。
毎日お風呂上がりに保湿するようにすると、巻き爪対策としても効果がありますよ。
①足の爪は短く切りすぎない
②甘皮処理はほどほどに
③仕上げの保湿はしっかりと!
足の爪の正しい切り方・整え方が分かったところで、
続いてはよくある足の爪のお悩みとその解決策を見ていきましょう!
足の爪をふと見ると形が変だったり、デコボコしていることはありませんか?
爪は健康のバロメーターと言われており、爪の異常は何らかの身体の異常を現している場合があります。
あなたの爪はどんな状態でしょうか?
爪のサインに気づけるよう、日頃から足の爪をお手入れしつつ観察してみるようにしてください。
足の爪の変形
足の爪が変形している場合、原因として考えられるのは合わない靴を履いて足が圧迫されている、歩き方が良くなく、爪に負担がかかっている、硬いところにぶつけた、などの要因などです。
爪の変形の対策としては、足に合った靴を選ぶようにすること、歩き方を見直すことが挙げられます。
また、爪の変形は水虫の可能性もあります。この場合は病院での治療を受けるようにしましょう。
爪がデコボコ
爪がデコボコしている原因は、爪がその部分を形成したときに体に何らかの異常があった可能性が高いことを表しています。
過労やストレス、体調不良、睡眠不足などで起こることもあります。
また、うつ病の方も爪がデコボコすることがあります。
爪の全体がデコボコしている場合は慢性的な病気が隠れている可能性があります。
デコボコの対策としては、十分に睡眠を取るようにして体を休めたりバランスの良い食事から栄養を摂ること、ストレス解消などです。
爪に線ができた
爪に線ができた場合、縦線か横線かで原因が違ってきます。
・縦にできる線(爪甲縦条)→加齢によるものです。皮膚のシワと同じようなもので、老化現象とて現れます。対策としては保湿を心がけることです。
・横にできる線→ストレスや全身疾患、皮膚疾患など、病気を表していることも。注意が必要です。
巻き爪の対策は?
とっても痛い巻き爪。放置すると歩くのも辛くなってしまいます。
巻き爪がひどくなると爪が皮膚に食いこんで炎症を起こす、「陥入爪(かんにゅうそう)」という状態になり、手術しなくてはいけないことも。。
巻き爪で辛い思いをしないために、対策していきましょう!
巻き爪の一番の原因は深爪と言われています。
巻き爪になってしまったら、一番良いのは病院に行くことです。
皮膚科や外科、成形外科などで受診できます。巻き爪専用のクリニックもあります。
軽度の巻き爪の場合は、皮膚と爪の間に綿を挟んだりテーピングをして痛みを緩和
する方法があります。
巻き爪の予防としては、一番大事なのが「爪の切り方」です。
上にも書いた、「スクエアカット」を意識して切り、深爪をしないよう注意しましょう!
また、ヒールなど、足先を圧迫する靴を履き続けた結果、爪に負担がかかり巻き爪につながることがあります。
足に負担がかかる靴を避け、靴は必ず足に合うものを選ぶようにすることも巻き爪予防の一つです。
足の爪の変色
足の爪の色が変わってきたら注意が必要。
足の爪を健康に!食事から爪に必要な栄養を摂ろう
普段の食事から丈夫な爪をつくっていきましょう。
爪に必要な栄養素は、まずはタンパク質。
そしてビタミン、ミネラルなども摂るようにすると良いです。
・タンパク質→肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆など
・ビタミンA→レバー、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜
・ビタミンB→レバー、卵、うなぎ、大豆製品、乳製品など
・ビタミンE→植物油、アーモンド、たらこ、かぼちゃなど
・鉄分→レバー、ひじき、あさり、大豆製品、小松菜など
・カルシウム→乳製品、大豆製品、小松菜、ひじきなど
これらの栄養を日頃からバランスよく摂るようにすると爪の健康の助けになります。
まとめ
いかがでしたか?
基本をおさえれば、今日からできる足の爪のお手入れ。
ちょっとしたケアで足全体の美しさに差がついてきます。
指先は意外と目につきやすい場所。自信を持ってサンダルを履けるようになりたいですよね♪
また、足の爪ケアをこま目に行うことで爪水虫などの足の病気に早期に気づくことができます。
足の爪に異常を感じたら、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。
オシャレは足元から。あなたも今日から美しく健康な爪を目指しましょう♪
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