胸が大きいと垂れやすい!?バスト下垂を食い止める方法
- 2017.09.26
- バストケア
ふと鏡を見たときに、「あれ、胸が垂れてきた!?」なんて気づいたらショックですよね。
胸が垂れてしまう要因には加齢や授乳・卒乳などによる胸の変化がありますが、
胸が大きい人も注意が必要です!
綺麗なバストラインは体全体のシルエットにも影響します。
一度垂れてしまった胸は元に戻すことは難しいと言われています。
若々しいバストラインをキープするためにも、バストの下垂はできる限り避けたいですよね。
そこでこの記事では、胸が垂れる原因と、バスト下垂を予防するためのポイントをご紹介します!
あなたの胸は大丈夫?胸の下垂セルフチェック
まずは自分の胸がどんな状態かチェックしてみましょう!
チェック方法はとても簡単。
②鎖骨の真ん中とバストトップ(乳首)を線で結んでみましょう。
③上の写真のように綺麗な正三角形になれば、綺麗なバストライン!理想的な美胸であると言えます。
この正三角形はバストが最も美しく見えるラインであり、「黄金の三角形」とも言われています。
バストの下部とアンダーバストの境である「バージスライン」もはっきりとしている状態です。
胸が垂れてくると・・・
上の写真が正三角形ではないのがおわかりいただけますでしょうか。
バストが下垂してくると上の写真のように、三角形の底辺が下方にある二等辺三角形になり、大きい三角形になってしまいます。
胸が垂れる過程は?
女性の胸は、10代の成長期から膨らみ始め、25歳ごろまで成長し、20代半ばには大人の胸への成長が完成します。その後は徐々に胸の加齢が始まっていきます。
個人差はありますが、30代以降徐々に下垂が見てわかるようになってくるようです。
胸の下垂の進行を見ていきましょう。
【Stage1】:まずバスト上部のボリュームが落ちてきます。
ハリ感はまだ残っていますが、胸の上部やデコルテ部分が削げたように感じたらバストの下垂が始まっていると考えてよいでしょう。大体、30代のバストがこの状態にあたります。
【Stage2】:バスト下部がたわみ、バスト全体が下向きになってきます。乳首が真正面ではなく下方を向き始め、ハリも失われてきています。40代のバストです。
【Stage3】:バストが外に流れ、胸そのものの位置が下がってきます。
バージスライン(バストとアンダーの境界)は完全にわからなくなり、乳房内の脂肪の割合が高く、柔らかい状態です。50代以降のバストです。
胸が垂れてしまう原因は?
では、胸が垂れる原因にはどんなものがるのでしょうか。順に見ていきましょう。
クーパー靭帯が切れる・伸びきる
バストを支え、バストの形を保っているのがクーパー靭帯です。
このクーパー靭帯が切れたり伸び切ってしまうと胸が下垂することになります。
クーパー靭帯は弾力があるので、伸びてもある程度までなら元に戻ります。しかし、強度な運動や刺激によって完全に伸び切ってしまったり、切れてしまうと修復することができず、胸が垂れてしまうことになります。
胸が大きい
また、胸の大きい人はその分胸に重みがあり、Fカップになると片方の胸でメロン一個分もの重量があると言われています。
大きな胸を支えるにはそれだけクーパー靭帯に負担をかけることになるので、胸の大きい人は下垂しやすいと言えます。
柔らかい胸
胸の垂れやすい人の特徴に、柔らかい胸である、というものがあります。
胸は脂肪と乳腺で構成されますが、その比率には個人差があります。
脂肪の割合が多い人は乳房全体が柔らかく、下垂が進行しやすいのです。
肌質の衰え
また、加齢などによってバストの弾力や保水力が低下してくると下垂につながります。
ハリがなくなってくるので、ツンと上向きのバストがだんだん下を向いてくるようになります。
日頃から入浴後にクリームなどで保湿することが大切です。
急激なバストサイズの変化
無理なダイエットや妊娠によるバストサイズの急激な変化によって、クーパー靭帯と皮膚の皮が伸びてしまい、バストの下垂につながることがあります。
バストを下垂させないための方法5選!
①とにかく揺らさない!
胸を下垂させないためには、とにかく揺らさないことが大事。
切れてしまったクーパー靭帯は元に戻すことができません。
クーパー靭帯に刺激を与えないよう、胸が揺れるのを防ぐようにしましょう。
激しい運動をすると、しっかりガードしていない胸は上下に10cmも揺れると言われています。
これは胸にかなりの負担がかかっていることになりますので、運動をするときは必ずスポーツブラをつけるようにしましょう。
②マッサージ
マッサージをしてリンパの流れをよくすることでバスト周りのめぐりが良くなり、美しいバストラインを維持することにつながります。
また、バストトップの中心にある「壇中(だんちゅう)」というツボを押すと、女性ホルモンが活性化します。ゆっくりと、圧をかける感じで3秒ほどプッシュしてみましょう。これを5回ほど繰り返してみると良いです。
③胸周りの緊張をほぐす
背中や肩など、胸周りの筋肉が緊張していると血流が悪くなり、
バストに十分な酸素や栄養素が届けられなくなります。これも、バスト下垂の原因に。
肩回しを前回し後ろ回し10回づつ行うなど、肩甲骨周りをしっかりほぐしてあげると良いでしょう。
半身浴などで体を温め、体の緊張をほぐすのもおすすめです。
また、およそ9割が脂肪で構成される胸は、留まる力がないためどうしても垂れやすいので、大胸筋など胸周りの筋肉を鍛えることが大切です。
両手のひらを体の正面で合わせる合掌のポーズをし、手を押し合うと大胸筋を刺激できます。
④姿勢を正す!
軽視されがちですが、姿勢を正すこともバストの下垂防止に重要です。
猫背でいると背中や肩に負担がかかり胸を支える大胸筋や小胸筋が縮んでしまい、バストの形が崩れてバスト上部が削げたような印象になってきます。
対策として、普段から胸を開いて背筋を伸ばし、お腹とお尻をキュッとへこめて綺麗な姿勢を保ちましょう。この意識だけでバスト下垂の防止効果があります。
肩や背中と胸はつながっているので、肩甲骨が柔軟に動くようになるとバストにも良い影響を与えてくれます。猫背が常習化していると肩甲骨がくっきりと出て来ず、自分の手で掴めないこともあります。
背中に手を回して、肩甲骨をぐっと掴めるようになるのが理想的です。
⑤自分に合ったブラをつける
バストを下垂させないためには、自分にあったブラジャーを着用することが大切。
定期的にサイズを測り直し、サイズや形があっているか確認しましょう。同じサイズでも、加齢によって形が変わっていることもあります。形に合わせてブラを選ぶことが大事です。
また、一日のうちでも活動することでブラジャーの位置がずれてきます。
お手洗いに行った時に調整するなど、時折ブラジャーの位置を修正するようにすると綺麗なバストラインを維持でき、下垂も防ぐことになります。
胸が大きい人は、フルカップのブラジャーなど、ホールド力の高いブラで安定させることがバストの揺れを防いで下垂防止にもなります。
就寝時にナイトブラをつけるのも良いですね。寝ている時に胸が左右に流れるのを防ぎ、保護してくれるので安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
20代半ばを過ぎると徐々にバストの加齢が始まります。
加齢による下垂はある程度は避けられませんが、ポイントを抑えることで下垂の進行を遅らせることができます。
鏡で定期的にバストの状態をチェックし、日頃から意識してみましょう。
-
前の記事
オフショルダーは胸が大きい人にオススメ!インナーや着こなしのポイント 2017.09.25
-
次の記事
胸が大きい人の着物や浴衣の着こなし方7選 2017.09.27
コメントを書く